ブログの中ではお久しぶりのメカニックまきです(^^)
新しい年を迎えて初めてのブログ作成です。皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします・・・「遅いわ!(ーー゛)」というツッコミが入りそうですが、工場の仕事に没頭しておりましたのでご勘弁をm(__)m
今年はオリンピックイヤーで盛り上がりましたねぇ(^^)
現在もパラリンピックが開催中で、すでに日本のメダルラッシュが始まっていますよ\(^o^)/
ちなみに「パラリンピック」の起源や歴史をご存知ですか??
オリンピックは聞いたコトがあるかもしれませんが、紀元前776年にギリシャ神話の「ゼウス」のために始まった祭典で聖地のオリンピアから名付けられたとされています。
しかし当時の祭典は古代オリンピックでギリシャ国全土のお祭りですので記録は残っておらず、どのような競技が行われていたかは定かではありません。
それに比べるとパラリンピックの歴史は浅く、1948年イギリス・ロンドンの郊外の病院で戦争で傷ついた兵士のリハビリのためにアーチェリー大会を開いたのがきっかけです。
この年から毎年障害を持った人々のスポーツ大会を開催し、競技も少しずつ増えていきました。
当時はイギリス人と少しの外国人だけの小さな大会でしたが、「オリンピックの年にオリンピックの開催地で」の呼びかけで1960年イタリア・ローマオリンピックで本格的な国際大会となり、後にこれが第一回パラリンピックと呼ばれるようになりました。
ちなみに名前の由来は開催当時、下半身麻痺の選手が参加する大会で、パラプレジア(Paraplegia下半身不随)とオリンピックの掛け合いからパラリンピックと名付けられましたが、1985年以降は下半身不随の選手以外の競技も追加されたため、パラレル「parallel(平行)」と「oiympic(オリンピック)」で「もう一つのオリンピック」と解釈されるようになり、1988年の韓国・ソウル大会から公式の名称となりました。
我々健常者は、五体満足なので障害のある方を大変だ・・・とかいう目で見てしまいがちですが、逆に障害を持ってる方々はそれをハンデと思わずに同じ目で見てほしい・・・というのが実情のようです。
いずれにしても、悔いのない最高の競技を見せていただきたいものです(^^)
それでは久々に参りましょう!!車検整備の概要「冷却装置」です(^^)v
ご覧のとおり、冷却装置には2つの項目があります。
冷却装置とは読んで字のごとく、エンジンやその他冷却が必要な物を冷やす装置です。特にエンジンは爆発や燃焼を機関内で行いますので、とてつもない温度に上昇します。焼き付きやオーバーヒートを防ぐために自動車では「ロングライフクーラント」と呼ばれる冷却水を用いて冷却をします。
この冷却水は「不凍液」とも呼ばれ、極寒の地でも凍結せずに液体のまま使えるという物でもあります。冷却水は正常な温度に保つために必要不可欠な物となります。では、上から順に・・・
ファン・ベルトの緩み、損傷→通称ファンベルトと呼ばれる補機類を作動させるゴム製のベルトで、1部車種を除いて必ず付いています。ファンベルトの駆動力を使い、冷却水を流動させるためのウォーターポンプを作動させる役目があります。当然緩みがあったり、最悪ファンベルトが脱落した場合はポンプが作動しなくなりますので冷却水が止まり、焼き付きやオーバーヒートを起こす可能性があります。よって緩みがある場合は張り調整を、損傷がある場合は交換が必要となります。
冷却水の漏れ→冷却水の通路は主にホースやパイプなどを介して流動します。つなぎ目の箇所などはバンドやパッキンを使用して漏れを防いでいますが、それらが不良になると漏れが発生し冷却水が徐々に減少していきます。よってウォーターラインに冷却水の漏れがある場合は不具合箇所の修理や部品の交換が必要となります。
いかがでしょうか?人間の体も熱が出ると、汗を出して冷やそうとしますがそのような感覚ですねぇ・・・
適正な温度を保つというコトは機械も生き物の体も同じで、それによって正常に動いているというコトがわかります(^^)
本日はここまで!次回は「燃料装置」です。お楽しみに(^^)v